まだ、好きで居てくれてますか?

「はい!リクエストの和食。」



着替えてすぐに、朝ご飯とお弁当を作った。



「よっしゃ!いただきます!」



笑顔の希結羽を見ると私まで笑顔になる。



「うまっ!朝から弥菜の飯最高。」



「大げさ!」



あんなに冷たかったのが嘘みたい…。






「行くか。学校。」



「うん。」



2人で私の家を出た。



「ん。」



……………?



そう言って出てきたのは希結羽の右手。