まだ、好きで居てくれてますか?

畝莉琶の顔が歪んでる。



後悔してる時の顔だ。



助けに行けなくて。で思い出す。



希結羽は…?あれは夢だった?



「………希結羽は?」



畝莉琶より、希結羽を優先してしまう私。



「居る。ここに。」



声がして安心したけど、顔が見たくて…。



ゆっくり起き上がると



「どうしたのそれ?!」



希結羽の右頬がほんのり赤くなっていた。