まだ、好きで居てくれてますか?

「弥菜。」



終わりへのカウントダウンが始まってるんだきっと。


だから、少しでも希結羽と居よう。



「でも……。」



「なーに?私が積極的じゃダメ?散々自分から行けって言ってたくせに。」



頬を膨らませながら畝莉琶に言ったら



「いや、」



「畝莉琶、良いじゃん。勇気になったなら良かった。けど、無理すんなよ?」



竜太が私の頭をポンポンする。