おかえり、わたしの初恋



「はぁー。疲れた…。早く着替えちゃおっと」



クローゼットの扉に手をかけた時、


ふと窓の外を見た。




クリーム色の壁に、焦げ茶色の屋根。


誰も住んでない。



空っぽの家。





わたしの思い出がたくさん詰まってる家__…。