屋上にて ───────────────────── 「久しぶりだな!」 ゆりは気まずいのか、うつむいたままだった。 「あのさ、ゆり。俺、あの約束忘れてないからな。」 「えっ…?覚えてたんだ…もう忘れちゃってるかなって思ってた……。」 かずやがあの約束を覚えていたことに、ゆりは驚いた。 「当たり前だろ。俺がこっちに戻ってきたのだって、あの約束のためだっつーの。」