おかえり、わたしの初恋



「えーっ!そうなの!?いいなー、あんなイケメンな幼なじみがいてー。ってそれより、
ゆりは、白浜君のことが好きなの?」


もえがそう聞いた。


「えっ…、好きなの…かな?」


恋愛経験が全くないゆりにとって、

好きという気持ちがどんなものなのか、わからなかった。