夕暮れ時の帰り道。




それは、突然の出来事だった。




そう。幼なじみの亮輔といつものように帰っている時に起こった。




「なあ。話があるんだけど。」




「ん?どうしたの?」



「俺さ、莉菜の事が好きなんだ。小っちゃい頃からずっと。」




「じ、冗談だよね?亮輔、私に彼氏いること知ってるでしょ?」




「本気だよ。彼氏がいることぐらい分かってる。でも、言わねーと後悔しそーで……。」




「ごめん。亮輔の気持ちには、応えられない。ごめんね。」




「俺こそ悪かったな(笑)聞いてくれてありがとう!まあ、これからも幼なじみとしてよろしくな!」





「うん!」




「じゃあ、また明日!」




「うん。また明日!」