思い出の悲しみ





「ん、・・今何時?」


携帯をみると四時と書いてあった

「まじか、寝すぎた、」
30件とある留守番電話




健太からだった
急いでかけ直すと



「もしもし美弥か!?お前大丈夫か!?」

「えっ、何が?」

「よかった・・・自殺したんじゃないかって・・・」

「え?」

ずっと寝てて電話に出られなかった間、こんなに心配してくれる人がいたなんて。
嬉しくて、また涙がでる


「み、美弥?泣いてんのか?」

「ごめん・・嬉しくて」