私の家族は、パパのチャーリー、ママのアマンダ、14歳の弟ジョシュア、8歳の妹エマ、だ。
ちなみにお婆ちゃんの名前は、アビゲイルだ。
今日からお婆ちゃん家でしばらく住むことになったから、弟と妹が大はしゃぎ。
リビングの天井には大きなシャンデリアがキラキラ光っていて、大きなソファーに真っ赤な絨毯(じゅうたん)で豪華に飾られていた。
「ジョシュ(ジョシュア)、走り回らないでっ!エマ、ソファーの上でジャンプしないっ!」
なぜ私がこんなにも焦るかというと、お婆ちゃんの身の回りにはほとんどが高額だからだ。
弟たちが物を壊したら怒られるのは私なのだ。
「「えー、いいじゃん別に」」
「クスクス...エレナ、私はアマンダじゃないから怒らないわよ」
「なんですか、ʕお義母さん」
「まあまあ、いいではないですか、アマンダさん」
お婆ちゃんはお得意のニコニコ笑顔で言った。