~Wonderland~ Ⅰ



「だ、だって...嬉しいんだもん。私たちの世界では初対面でこんなに親切な人いない場合から」


ルイーズは鼻で笑った。


「女の扱い方もわからないのか、イギリスという所の男は。...情けない」


そして私たちは私が通った道を逆向きに進んで、洞窟を探した。


だが、いくら探しても洞窟は見当たらなかった。


「本当にここであってるのか?」


「確かに、ここに洞窟があったんだってば!」


「まあ、ここではものが消えても不思議ではない」


「どういうこと?」


「だってここはワンダーランドだよ。ここで魔法が起きなかったら逆に不思議だね」


そっか、ここはワンダーランド。不思議の国だから、ここでは不思議な事が起きても不思議ではないのか...。


「どうしよう。帰れないじゃん...」