「私、帰らなきゃっっ!」
私は元来た道を走った。
「帰るって何処に?」
小走りで私を追いかけるルイーズ。
「元いた世界」
「どういう事?......ねぇ、エレナ。止まれよ」
ルイーズは焦っているエレナの肩を両手で掴み、目を合わせた。
「どういう事?俺理解するの鈍くて」
ルイーズは苦笑いで言った。
「.........つまり、私は...ここの国の人じゃないの」
「えっ!?じゃあエレナは何処から来たの?」
「...地球っていう地球(ほし)の、イギリスから」
「...聞いたことない国だな...」
ルイーズは首をかしげた。

