光輝とウソで付き合い始めてから一週間。

いじめなどは全くなくなって
平穏な日々を送っている中のこと。


「体育大会の種目ぎめをしまーす!!」

とホームルームでテンション高めの担任。

もうそんな時期か。この学校はちょっと変わってて

体育大会は5月にやる。

私は特に出たいものもなく昨日買った本に没頭してた。

「牧野さーん。なにがやりたい?」

うーん。

「・・・なんでもいいです。」

「了解!」


了解なのか。まあ、いいけど。

そんな感じで種目が決まった。


終わるとすぐに姫が来た。

「ど、どうしよう。ももちゃん!」

なんかわたわたしてる。

「どうしたの?」ととりあえず聞いてみる。