キミの嘘に...


私は恐怖から解放され、
その場に崩れ落ちた。


「おい!大丈夫か?」

優しい声で私の頭を撫でてくれた。

「うん。ありがとう」

「お前も、もう少し声出せよな?俺がいなかったら大変なことになってたぞ?」

「ご、ごめん。」

「ほら、帰るぞ」

そう言って、私の手を取り、家に向かった