「なっ……!」

何よ。こいつ!!いきなり連れ出したと思ったら
次はここに住めって一体どいうことよ!

「あんた何なの?いきなり連れ出して
挙句の果てにここに住め?はっ。笑える話ね。」

うちが言う言葉に男子はびっくりしながら聞いている。

「あんたがどいう奴かは知らんけど
うちがあんたの事を全部聞くと思ったら大間違いなんだよ。」とうちは壁を蹴った。

その言葉にうちの目の前にいてる男子は
(あはははは(笑))と言いながらこちらを見てこう言った…。

「なるほど。この俺様に楯突く女がいると思わなかった。
いいだろう。お前を本当に俺のものにすると決めた。逃げるなよ?」

「はぁ!?ちょっとお前!人の話を最後まで…」うちが言い終わらないうちに

「おい。そこのお前。こいつをとりあえず
家まで送ってやれ。」

「畏まりました。只今準備してきます。」

「あぁ、急げよ。あとお前、明日お前の学校に迎えに行く。終わったら待っとけよ。」

と勝手な事を言い出したから

「じょ、冗談だろおい!誰が待つかよ!
てか、うちの名前は"金沢 蝶"だ!
お前て言う名前じゃあない!」
そううちは怒鳴りつけてやった