ピッ ゴトンッ 「今日もお世話になりますよー。」 「何、ココアに話してんの。」 私、一条爽音(いちじょう さやね)。 隣にいるのは坂本文弥(さかもと ふみや)。 私達は不幸なことにこの冬、クリスマス前の12月にお互いの親友が付き合い出した結果。 寂しい独り身になってしまった。 「ココアにだってね、感謝しなきゃ! わかる?文弥にこの気持ち!」 「全然、わかんねーわ。」 とすたすたこの寒空の下私を置いていってしまった。 あ、アイツ!!置いていったぞ!この私を! 独り身同盟なのにー!