「……先輩……泣いちゃいました?」
申し訳なさそうな声に騙されてはいけない
目が笑ってる
「……それでさあ、入家君。
君は私に嫌味がいいたくて
つきまとってんの?」
立ち止まった私たちは再び歩き出す
「…俺、そんな暇じゃないすよ」
じやあ、何なんだよ!?
要件、早く言えよ!
わざと会話引き延ばすなよ
「……じゃあ、なんなわけ?」
質問するのも嫌なのだ、本当はね
「入家 さくらって知ってますよね?
あれ、俺の姉です。」
ああああ、本当厄日だ。今日は。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…