「今日の燕、いつも以上にカッコイイね。」

「……いつもの俺は カッコよくない⁇」

不安そうな顔をして、聞き返す燕。

「そういうことじゃなくて、いつもカッコイイけど 今日はそれ以上なの。」

「未来もいつも以上に可愛いよ。」

私は1度 目を伏せてから、微笑んだ。

「ありがとう。」

照れ臭くて、一言しか言えなかったけれど。

「俺はどんな未来も好きだよ。」

「私はどんな燕も愛してる。」

燕と2人、目があって 笑顔になる。

「おい、バカップル。」

「うるせー、バカップル。」

翔平さんの言葉に燕は言い返す。

「次、ブーケ投げる奴。」

……あぁ、もうすぐこの披露宴も終わっちゃうんだ。

楽しいのにな……。

私は持ってきたブーケを思いっきり、投げた。

キャッチしたのは……実希。
せめて、空良とかが良かったな。

実希 結構、ムキになって取りに行ってたし。

そりゃ、その勢いだと取れるよね。