私が椅子に座ってから、燕はもう一度 私の髪を濡らしてから、シャンプーをした。
気持ちいい。
私、美容院とかでも 髪切ったりする前に髪の毛 洗ってもらったりするの好きな人だから 本当 気持ちよく感じる。
「痛かったりしない⁇」
「大丈夫だよ、気持ちいいくらいだよ。」
「なら、良かった。」
燕はシャワーでシャンプーの泡を洗い流して、トリートメントまでしてくれた。
「ありがとう。」
終わってから、私は言った。
「いえいえ。」
燕はお湯の中に入った。
私は石鹸で身体を洗って、顔を洗った。
「中に入ってもいい⁇」
「うん。」
私は燕の足がある方に入った。
「もうちょっと、こっちに来てよ。」
そう言われたから、燕の方に少し寄った。
燕が長い腕を伸ばして、私の身体を引き寄せた。
向かい合っていたから……近づきすぎると
チュー
という具合にぶつかってしまう訳で。
「燕……///」
「何⁇」
飄々とした顔で聞き返す燕。
チュー
仕返してみた。
みるみるうちに赤くなっていく燕の顔。
「どうしたの⁇
もう のぼせちゃったの⁇」
「いや、そういうのじゃないよ。」
燕は1回 目を逸らしてから
「不意打ちはズルい。」
いや、いつも不意打ちしてくる燕に言われたくないよ。
「いつものお返しだよ。」
私は笑った。
「……何それ。」
燕も私につられて笑った。



