「燕……大好きだよ。」

「愛してる。」

「私も。」

私たちはお互いを見つめあって、それから笑った。

こんな幸せな日がいつまでも続けばいいのに……。

「俺……怖い。」

突然、燕がそんなことを呟いた。

「何で⁇
怖がることなんて、何もないじゃん。」

「幸せすぎて、怖いんだ。

今まで、俺はこれほど幸せを感じたことがないから……こんなに自分が幸せになって いいのかな⁇って。」

「幸せになってはいけない人なんて、この世の中に 1人だっていないんだよ⁇

今まで 辛かった分だけ 幸せになっていいんだよ。」

私は燕を抱きしめた。

「……最近、嫌な夢 ばっかり見る。
お父さんとお母さんが気づいたら居なくなってた、って夢。

不吉なことが起こる前触れのような気がして……怖いんだ。」

燕の昔の話……だよね⁇

「私は 燕の前から居なくなったりしないから。」

「うん……信じてる。

信じてるから……」

燕が可愛い。
6歳も年上の人に対して、思うことじゃないかもしれない、それでも 燕のことは可愛いと思ってしまう。