日曜日、お姉ちゃんの家に泊まっているお母さんたちの元を訪ねた。
「こんにちは。」
燕とお母さん、お父さんが挨拶を交わしている中 私は不安でいっぱいだった。
……もし、結婚を反対されたら どうしよう。
「昨年度の終わり、僕が未来さんに プロポーズ……をしました。
僕は、これから 未来さんを養う覚悟はできています。
今まで自分だけで良かったものが、もう1人 最愛の人のことも養う……ということに不安がないわけではありません。
けれど、僕は僕なりに頑張って 一生懸命に働いていくつもりです。
そして、もう1つ……未来さんのお腹に新しい生命が宿っています。
現在、妊娠3ヶ月……順調に成長してきているところです。
お義父さん、お義母さんの信頼がなくなることは分かっています。
……僕は未来さんに2人の子供を産んでほしい、というように思っています。
まず初めに、未来さんとの結婚……そして、子供の出産を許していただけますか⁇
……お願いします。」