「ごめんな。遅くなって。んじゃあ、行くか!」


無理矢理でも楽しくしたい。こいつを楽しませたいって言う一心だった。


「見て!イルミネーション!綺麗だねぇ‼すっごい!また、二人で来年も見よ!」


勉強あるけど息抜きくらいにーって


お前は凄いキラキラした俺の大好きな笑顔をしてくるんだ。



「もうそろそろ、予約の時間じゃね?いこうぜ。」


前までは普通に手を握るのでさえ緊張して


手汗ばっかだったのに……


今じゃなれてんだなぁ。