キミがくれた最後のプレゼント[短編]

「ねぇ、隆太。好き。大好き。」


今日は、それだけ伝えたかった。


きっと、隆太のことだから結婚が決まってたりするんだろうな。


辛いけどこの恋にピリオドを打たなくてはならない。


ずっと、この四年間……


私と隆太の空白の四年間。


「じゃあ、私は戻るから……隆太は、お幸せにね。」



今来た道を降りようとするとき……



力強い手で私は腕を掴まれ吸い込まれるかのように


隆太に抱き締められた。


隆太……?


「ずっと、ずっと、沖縄に行っても俺の心の中になにか穴が開いたような生活を送ってたんだ。
隣にいつもいるのが当たり前だったやつがいないとこんなに苦しいんだな。
あんときは、お前以上の好きな人が出来るって思ってたのに……



頭の片隅にはいつも、お前がいるんだよ。


どう言うことか、わかるか?
















俺は、美南が大好きなんだよ。ずっと。」



「今、なんて……うぅっ……」


ポロポロと涙がこぼれてくる。


「美南好きだよ。俺と付き合ってください。また、やり直したいんです。」



私は頷くことしかできなかった……

























もう一度君と始めよう。
Fin.