キミがくれた最後のプレゼント[短編]

「そういやぁさ、隆太ってここに今来てるらしいな!会いてぇな!」


一人の男子がそれを言った瞬間場が静かになる。


隆太が……ここに?


本当?私たちの街に?いるの……?


「ごめん。私、用事思い出したから帰る。」


「ん“っん“ー。俺らの高校の近くの神社ってさぁ恋の神様いるらしいな~。隆太、そこにいたりしてなぁ」



一人の男子がチラチラ私を見ながら教えてくる。



きっと、わざとだ。


私、本当にこのクラス大好きだ。


「ほーら、言っておいで!みんな、あんたと隆太を応援してんだから!」



恵梨香の言葉にみんながそーだぞー!とか、頑張れ!とか言うから泣けてくる。



「みんな……ありがとう!!」