Brave weapon

『S(スピリット)スキル…シャドウ…!』少女が小声でつぶやくと少女の左手の甲に白い六芒星が表れ、少女を真っ二つに斬ったかと思われた斬撃はヒュウンッと風切り音だけを残し、少女の体をすり抜けて当たらなかった。
『なに…?すり抜けただと…?』朱塗りの鎧男はロングソードを構え再度斬りかかる。しかし、ロングソードはまたもや風切り音だけを残し少女をすり抜けた。
『くっ…なぜだ。なぜ当たらん…!貴様…何をした!』
『ふふ…ただじゃやられないわ…。』
『くだらん真似を…貴様の死に方が残酷になるだけだ!!D(デビル)スキル!爆裂陣!』
朱塗りの鎧男がロングソードを縦に振り下ろすと地面に黒い六芒星が現れ、六芒星の浮かんだ部分の地面を少女ごと吹き飛ばした。
『ふん…妙なスキルを使いおって…。』朱塗りの鎧男はロングソードを鞘に収め、振り返ってさって行った。


スー…地面に白い六芒星が表れ、中から少女が出てきた。
『は…はぁ…切り抜け…た…。ロベ…』息を切らしそう呟いて少女は倒れた。
雨は降り続いていた。