「愛麗!おはよ!」

愛麗に言われて…俺は、次の日から毎日送り迎えをしている。
隣で笑う愛麗。幸せなんだよねこういうの

「愛麗、おかえり」

…そして、受験日。
この日は、送ることは出来ないけど。
おれは、家で祈ってるからな。
絶対合格できる…そう。
結局、愛麗は…医療の専門学校に進むことに
医療事務、だったかな?
うまくいくよね?…大丈夫!
頑張れ…愛麗。

『蓮琉さん…終わったよ。あとは結果待ち』
『そうか…迎え行ったほうがいいか?』
『…来て、抱きしめて』
『いーよ。じゃあ、行くから待ってろよ』

抱きしめて、か。
珍しい…緊張してたんだよな、多分。
やめてって言われるくらい…強く抱きしめてやる。

「蓮琉さん!」

「お疲れさん。ほら、おいで」

ぎゅっ

「ん、怖かった…面接嫌いだぁ!!」

「可愛いな。…あとは通知待ってるんだっけ」

「そう。…蓮琉さんの家に泊まりたい」

「いいけど。じゃあ、準備しに行こうか。」

…こんな可愛い、愛麗見るの久々だな
本当に可愛いな…。