「愛麗、捕まえた」

「…前にもありましたね、まぁあの時は本気で逃げましたけど」

「しかも、丁度ここだよな捕まえたのも。俺、もうその時には好きだったんだから」

「へぇ。そうなんですね。」

…なんて、くっついてたら紗桜さんに蓮琉さん連れてかれちゃった
怒られてるし((笑

「紗桜さん、私行きますね。」

「なにか用事あるの?」

「ちょっとした買い物です」

蓮琉さん、マフラー持ってないみたいだし
手袋も持ってなくて手冷たいし
ごめんね、っていつも言ってくるから
買ってあげたい…作ると時間かかるから無理
でも、来年は作ってあげようかな。

「そうか、じゃあ蓮琉に見つからないうちに」

「はい。あ、戻ってきますから」

「はいよ。」

私が良く行くお店で、確かかっこいいやつあったんだよなぁ。
えっと…あ!これだぁ。
黒はかっこいいよね。私はその色違い
水色にしてっと。手袋も黒にしてあげようっと

購入して神社へと、向かった。
神社に着くと…蓮琉さんが走ってきた

「どこ行ってたんだよ」

「買い物ですけど。」

「…いなくなんな」

…えっいきなり抱きしめるのやめてよ。
驚くじゃんか、ったく!もう!
蓮琉さん…苦しい。

「蓮琉さん、離して」

「嫌だ!…もう少しこのまま」

どうしたの、蓮琉さん。
なんで、こんなに甘えてくるの?