「クリスマスパーティからやるんだね」

「蓮琉さんやったこと無いでしょ。」

「うん、だから楽しみで仕方ない。」

プレゼント交換も、する。
誕生日プレゼントとは別に持ってきた。
誰のが当たるかわからないから楽しみなんだよね。

「MerryX'mas!!」

「…なぁ、プレゼントってどうするんだ?」

「そうだね。じゃあ、クジとプレゼントに番号書いて。」

やるからには本格的にやらなきゃな。
その方が楽しいでしょ!
…蓮琉さん困ってる。こういう時の蓮琉さん可愛いすぎます。

「せーの、で取ろうか。いくよー!
せーのっ!」

…3番か。小さい箱?
なんだろ。あ、スノードームだ。

「お、それは俺からだよ。」

「昌希くんかぁ…」

「あからさまに、落ち込むなよ!」

蓮琉さんのは、どこに?…紗姫だ
私のは………あ。

「それ、私のですよ。蓮琉さん」

「ほんと?嬉しい。」

蓮琉さんに、似合うと思って買ったネックレス。
出かける時につけて欲しくて。
あれから、買ったブレスレットは毎日つけてるし。だから付けてくれるかなぁって

「そろそろ、クリスマスになるね」

楽しい時間ってあっという間に過ぎるから
時計を見ると…11:54と記されていて。
もう、そんな時間なんだね。

「あっという間だったな。」

「ですね。」

「そうだね。」

11:59…もうすぐ。25日だ。


「誕生日おめでとうございます!」

「蓮琉さんおめでとう」

「おめでとうございます」

「…皆、ありがとう」