荷物は、みんなのおかげで無事全部運ぶことができた。
感謝しかない…
本当に申し訳ない…
「翔凪。帰るぞ。」
「うん!麗旺くん、春姫(ハルヒ)くん、雅(ミヤビ)くん、海響(アオト)くん!手伝ってくれてありがとう!!」
「全然大丈夫だよー!」
「そーそ。イイってことよ!」
「早く帰れ!イチャコラ夫婦やろー!」
「おう。じゃ。」
「おいっ!!そこは、否定しろよ!!」
「するかバーカ。」
「否定してくれよぉ〜!!」
「ハッ。」
…鼻で、笑った。
2人で肩を並べて歩くのも慣れたもの。
あたしは嶺央くんと同棲してる。
あたしは家族が居なくて、施設暮らしだった。
嶺央くんは谷﨑グループの跡取り息子。
色々あって、嶺央くんは中学生の時から一人暮らしをしていた。
今は、嶺央くんが住んでたマンションに2人で住んでるんだ。
嶺央くんとはあたしが中3の時から、付き合ってる。だから、高校生になってすぐ同棲を始めた。
中学を出ると同時に、施設も出ないといけなかったから、許可をとる人もいないしね。
お金は大丈夫。
両親の遺産と保険金があったから。
「何してんだよ。帰るぞ。早く乗れ。」
「うん!…よっこいしょ…」
「フッ。…捕まっとけよ?」
「うん!」
嶺央くんのバイクは落ち着く。ギューって出来るし!

