教室のドアを開けると海響くんと雅くんが居た。…ちゃんと授業受けたんだ。
「あっ!翔凪!みぃ!」
「どこいってたんだよぉー!!」
「屋上。あんたらさ、教室の中くらい、帽子かぶるの辞めなよ…」
「えぇ!イカスでしょ?このキャップ!小さい文字で、Fridayって書いてあるのか敷き詰められてるんだよ!妹の漫画見てパクったんだ!」
「ま、カッコいいのは俺のキャップっしょ。黒の中に黒の文字が入ってんだぜ?つか、パクンなよバカか!」
「黒地に黒字…もはや、文字の意味が無いね。それに、Fridayって…今日はThursdayだし。ねぇ、翔凪?」
「えっ?あー、でも、かっこいいと思うよ?それに、Fridayって書いてあるのも、明日が休みって実感できるから、イカスね!」
「ほらっ!翔凪は分かってくれた!ま、みぃには無理かなぁ?」
「ムッ。うみなんて知らなーい。」
「フられてやんの!」
「まさもだよ!」
「えぇっ!?」
「フフッ!」
ガラガラガラッ
「席つけー。」

