忘れないように、家の鍵を閉めてエレベーターに乗る。
部屋の場所が11階だから、エレベーターの時間が長い…
「おいで。よっと。」
「ありがと。」
嶺央くんのバイクの後ろに乗って学校に向かった。
「じゃー、昼休み中庭な。4人で待ってる。」
「うん!ありがとう!!」
「そんなに慌てんなよー。転けるぞ。」
あっ、転ける!!
…痛い。
「言わんこっちゃねぇ。」
「つぅー。……あ、おはよ!みぃ!」
みぃって言うのは、瑞希(ミズキ)のこと。大親友なんだ!
「あ、おはよ!立ち上がって……
ねぇ、翔凪。話があるんだけどいい?」
「いいよ!1時間目サボろっか!確か自習だったよね!?」
「ありがと!でも、自習は2時間目ね…」

