ベットを囲まれて星は手ぐしで髪を整えつついると名雲からプリントを渡された。
「2限目…家庭科で調理室にいくことになったんですよー!!
ちなみに俺達同じ班なんですけど…次…受けられそうですか?」
「そっかあ、俺はいけるけど……。」
気まずそうに仕切られたカーテンの向こう側を見つめたのをめざとい単お嬢の無神経発言が炸裂する。
「皐月さま無理そうならこのまま休んでもらってもいいと思いますわよーー!!」
その声に皐月も身を起こし上履きをはくとカーテンをあけた。
「私も……もう大丈夫だから………。」
それだけいって3人に歩みより微笑むのをみて星もそうか……とだけ力なく微笑み保健室をでて調理室へと向かった。

