「どうもすみませんでした。」
4人とも剣道部の顧問と互いの学級担任に謝罪し職員室をでて着替えをおえて自分達の教室に戻ってきた頃には
一時間目が始まっていた。
一時間目が始まっているといっても…新学期初めての授業中だったため自己紹介が行こなわれていたらしく帰って来た星と皐月を待つのみだったため二人は簡単に自己紹介をすませた。
席についた星は自己紹介を終え寡黙に聞きながら考え込んでいた。
「星くん…きっと次は勝てるよ。」
なんて言っていいかわからなかったけど最後にかけた言葉に「ごめん…巻き込んで。」と言われ振り替えることなく席についたその後ろ姿が遠くてたまらなく切なく思えた。

