てんでお話にならない的にあきれ果てた星は剣道用語を使い皐月に説明した。
「無謀だ…なんて新入生は何もあなた達しか入ってないわけじゃないんだから…それにもうリサーチ済みだしこのため広報部にかけもちしててよかったわー☆」
「正気の沙汰じゃねーよ!!」
フフフ…と不気味に目を光らせてメモをめくるその姿に二人は汗ばんだ。
「広報部も…かけもちしてるんですか??」
なおもメモをめくるショコに皐月は苦笑いしながら尋ねると大きく頷いて答えた。
「うん、もともと三年の先輩達も入っててさー!!誘われたのもあって入ったんだけど…引退しても部室にきていろいろ情報仕入れてきてくれてそりゃあ輝く原石の宝庫よ!!
いろんな部活からかけもちしてる人もいるしねー!!」

