「おいおい……それじゃあ…!!剣道部というより同好会じゃねーかよ!!」
重いタメ息をつきながら星はショコに言い返した。
「うん!!あと3人いれば…大会には最低でもでれるしね!!
そらまではここで…練習させてもらうし…せい坊も皐月ちゃんも部員集め協力よろしくねー!!」
明るく笑いながらショコは再び素振りを始める後ろ姿をみて皐月と星は顔を見合わせる。
「大会にいくには何人いればいいの?」
「最低ででも…先鋒(センポウ〉、次鋒〈ジホウ〉、中堅〈チュウケン〉、副将〈フクショウ〉、大将〈タイショウ〉の5人がいれば試合はできるけど何かあったときの人員はできれば確保しておいたほうがいいと思う。
第一皐月とショコ姉しか決まってないのに無謀な話だぜ!!」

