「この時期にその不思議な夢……偶然と片付けられない内容だな…。しかもこのタイミングでとは…不可思議な感じだ。」


「確かに…星くんもみてるのかな?もしそうだとすると…ほんとに不思議な巡り合わせだ。」

Dr.哲のあとにうさぎ店長が続けて尋ねた言葉に私は首を小さく横にふった。



「星くんにまだ確かめてみたわけでは…ないけど…このショコラ色の涙の結晶も含めてその事も聞いてみようと思ってます。」




私の言葉に二人も顔を見合わせて深く頷き「そうと決まれば……」と朝食を手早くかきこみ二人につきそわれてDr.哲の車に乗り込み学校へとむかったのだった。