シェプストは眉をしかめながらいかにも残念そうに三人の去った席をみつめた。 「セティ…!! シェプストだって悪気があってしたわけじゃない!! ここにはここの流儀がある!! いくらお客人といえど…ここの流儀には従ってもらう必要があると思う。 特に…王の耳にこの事がもし入ったら…王だってお伺いをたててくるはずだ。 お客人が困らないよう…計らうのも…預かるつもりがあるなら教えるべきじゃないのか?」