とろける1/2 かぼちゃプリン



ティリーの言葉にどこからともなく現れるシェプストとシェリティとその背後にウセルケペルカーを引き連れて無理矢理食卓に乱入して俺の近くに腰をおろした。


気まずい空気が更に重く拡がる。


「………シェプストとシェリティは向こうの広間で食事をとるんじゃなかったのか?」


思いがけない食卓にならぶメンツに俺はひとまず一呼吸おいて話した。


「私達だって…お兄さまと朝食を一緒に食べたいですわ!!
いつもはこころよく朝食を食べていらっしゃるのになぜか私達をさけておられる様子に見受けられますけど何かわけでもあるのかしら??」


「そーよ!!そーよ!!シェリティもお兄さまと朝食食べたいよー!!」


シェプストはメシェネトをにらみながら…あてつけに言葉を連ね果実を口にふくみその横でシェリティが続けて俺に言葉を連ねた。