いつの間にか深い眠りにつくと同時に身体が深く重く感じ寝返りをうつと激しい扉の音に目が覚める。


「「お兄さま!! どーゆうことなの?? 私というものがありながらあんな…どこの民族かもわからないような人と夜に二人でいるなんて!!!」」



一瞬…なにいってんだ??と寝ぼけていたけど…声を荒立てる女性が昨日から夢にでてきているシェプストだということを理解して身を起こした。


「「シェプスト!!いきなり…何おこってるわけ??」」


頭から白い湯気をふきださないばかりに怒るシェプストは更に声を荒立てた。