あれからどのくらいたったのか忘れるほど私はいつの間にか疲れて寝入ってしまったのか少し肌寒い感触と喉の渇きに目を覚ました。



ひとまず瞳をあけた向こう側にはせる景色は…いつもよりもより灯りも乏しく感じ私は目が慣れるまでキョロキョロとあたりをみみまわし様子を伺う。


「停電かな…?」


前にも入れ替わったことあるけど…こんなに暗闇なのは初めてで私は静まりかえる深い闇のなかで声をあげ身をおこすとさらり…と自分の長くたらした髪の感触に気付く。