「さあ……いきましょうーー!!とびっきりのお部屋に連れていってあげる!!」



彼の姿が見えなくなるのをただひたすら私は目でおいかけながらいるといつの間にか隣に並び私の手を強く引っ張ると可愛らしく微笑んだ。


「私、ティリーっいうの!!困ったことがあったらなんでもいってね!!」


明るく可愛いらしい笑みをうかべなからティリーに私は戸惑い複雑な気持ちで微笑んだ。



「ありがとう…。ティリー。そーいえば…彼の名前聞くの忘れちゃった。」


複雑な気持ちを押し殺して私は彼の名前をさりげなく尋ねるころ…ティリーは大きな客間に私を案内して明るく微笑んだ。