気がつくと…黄金色の砂の上にうつ伏せに倒れこんでいた。


―――いったいここは……??


まだ慣れない思い身体を引きずり身をおこした俺は周りを見渡すけれど辺りは見果てぬ黄金の砂が続きジリジリと天から陽が激しくてりつけていた。



……なんで、俺はここに??

確か皐月達と一緒に家庭科の授業で作ったショコラプリンを4限目が終わったと同時に調理室に一緒の班だった単お嬢と篠山太一と喜多 名雲と藤森みるく…そして美田かをりっていったけ…ショコラ色の髪の女性徒と一緒に冷蔵庫で冷やしていたショコラプリンをとりにきたはず………。


それから……。


俺は頭を抱えて必死にここにくる前の記憶をふるいおこす。