☆Friend&ship☆-妖精の探し人-


「っぷぷぷー!意外にうぶなとこあんじゃんかわいーなー」

「…」

爆笑するキングにセレンは冷たい視線を投げかける。

ヘリオは同じく笑いつつ、綺麗な紅い髪を手袋越しに拭いていた。

「つか、あいつロリコン?アクアちゃん10歳児だろ。しっかりしてるけどさ」

「あぁ、分かる!ちっちぇーし」

「…」

「ランドセルガールだよなー」

ヘリオに、セレンは少しうつむいて呟く。

「…煩い、あいつは13だ」

「は?マジで本当だったのかよ」

まさか、と驚くキングにセレンは冷たく呟いた。

「…ランドセルガールじゃない」

「うんそりゃ分かるよ、つか何でお前知ってるの」

「…彼女は魔界では有名だから…年齢くらいは知ってる」

「へえ…そんな有名?」

「…の前にまだ13の少女だ。まだ色々したいこともあっただろうに…かわいそうだ」

キングは肩を竦めつつ微笑した。

「まあ、ウィングがどうで…」


聞こえた絶叫に、ビクリと全員が肩を震わせた。

「な、なんだ?」

「ここホーンテッドマンション…だったのか?」

「え、やだうそこわ」

「…」

ケラケラ笑いつつ目は真剣で、ヘリオはゆっくり扉に体重をかけた。

「はは、誰か動物にでも襲われたか…」

と、瞬間増した悲鳴に、ヘリオはそのままバタンと扉を閉めた。

「助け…ないと」

セレンは無表情にそう言った。

「いや、問題ねーよ」

ヘリオはにっこり笑って言った。

「死に損ないが瀕死になってるだけだから」

セレンはさあっと青ざめた。