☆Friend&ship☆-妖精の探し人-


気を失ったアクアが目覚めたのは、それから3日後のことだ。

船はすでにその星を出て、赤い恒星で辺りはいっぱいだった。


「ん、起きた?アクアちゃん」

ウィングは笑いながらそう言った。

額に包帯を巻いたアクアを、いたわるようにそっと微笑む。

「気分は?」

「おかげさまで」

おかげさまで何なのか聞きたかったのだが、どうやら疲れきっているらしいアクアに頷くに留めた。

「あの、セレンさんは…」

「腕は繋がった。心配すんな、アクアちゃん」

「でも私」

「いいんだ。とりあえず飯食お」

曖昧に頷いて、アクアはそばのプレートに手を伸ばす。


「…セレンさんに、謝らないと」

「…」

聞こえないふりをして、ウィングはアクアを見つめていた。