☆Friend&ship☆-妖精の探し人-


淡く輝いて、ドラゴンは跡形もなく消える。

「…」

空から響いていた声も、同時に消えた。


「…はぁ…はぁ…」

仰向けに倒れて、ヘリオは目を閉じた。

「…大丈夫か」

「ん…セレン」

大の字のヘリオの、丁度投げ出している腕と足の間に跪く。

ヘリオは半身起き上がって、力無く笑った。

「あは、ちょっときつかったカモ?てへへ…」

「…」

セレンは取り出したポーションを乱暴に開けると、ヘリオの傷口に注いだ。

「…うわー…」

気持ち良さげに呟いて、ヘリオはにっこりした。

「最高」

「…」

セレンは黙って、ポーションに一度蓋をした後もう一度、今度は丁寧に開ける。

「…⁉︎」

目を閉じていたヘリオは立ち上がって、激しくむせる。

「ゴホッ…おま…ざけんなてめ…」

「…」

流し込まれたポーションを吐き出しつつ、ヘリオは涙目になっていった。

「すっげー体に悪そうなもの飲ませるなよ!」

セレンは素知らぬふりでポーションを片付け、小さく呟いた。

「…これで言い訳しろよ」

セレンは立ち上がり、呟きつつ立ち上がった光の柱に近づいた。