☆Friend&ship☆-妖精の探し人-


「お、キング!!おーい!」

暗闇でも目立つ金髪が、大きく揺れている。

キースとウィングがそばにいて、困ったようにしていた。


「大丈夫?見つかりそう?」

「いや、すっげー怪しい感じのダンジョンが出現してさ」

三人で探し回ったが見つけられなかったこと。

突如現れたゲリラダンジョンのクリア報酬が「奇跡の妖精」だったこと…

そしてそのダンジョンは誰にもクリアできていないこと。

それどころか、ボスステージまでも行けていないこと。


「しかも形質が特殊なんだよ。ターン制の戦いじゃない」

「ふぅん…」

そう、と呟いたセレンは首筋をひっかいた。


「じゃあいこっか、そろったし。クリア報酬もらいにさ」

分かりやすい罠に、嵌ったっていい。

どうせ退屈してたしさ、と。

へリオはそう呟いた。