☆Friend&ship☆-妖精の探し人-


ゲートの先には広大な砂漠が広がっていて、ジリジリと日差しが照り付けてくる。

「サテ、頼む」

「…うん」

サテが杖を躍らせると、焼けるような暑さが和らいだ。

「なぁるほど、回復だけじゃないってことか」

「…そうだよ。補助もできる」

「じゃあ、俺のオーブで飛ぶか」

アスタが指示すると、オーブは激しく輝く。

一瞬で三人を荒野に誘った。


「ところどころ木が生えてるだろ?あの上に鳥の巣があるんだ。あそこのは多分ヴァイラ。嘴が鋭いんだ、気を付けろ」

アスタのオーブが木の頂上あたりを突っつく。

「カァァァァァッッッ!!」

「お出ましだぜ!」

鋭い鳴き声に間髪入れず、飛び込んできたヴァイラの動きを止める。

ヴァイラの鋭い目はタカのようで、大きさは五メートルはある。

広げた翼は十メートルほどの大きさ。

へリオは喉元めがけて切り上げた。

「やあっ!」

ひときわ大きく鳴いて、ヴァイラはぐったりと動かなくなった。

「へえ、いい腕してんな。てっきり新人かと思ってたけどさ」

「新人だよ、RPGはね」

「…素材、取ろうよ」

サテはそう言って、さっそく丁寧に皮を剥ぎ始めた。