「なるほど…色々繋がった、ありがとう。
確かに付き合ってた時も、いつも僕が折れるから喧嘩にならないし、色んな決断する時もわりと相手の意向を伺って…そういうところが良くないって言われて、じゃあ別れようかって切り出しちゃったんだよなー。
けど、結構サバサバしたタイプだし気にかけてるなんて全く思ってなかった…」
それを聞いて明らかに呆れた目をされた。
「凪って顔も悪くないし着るものにも気遣ってるけど、そういうところで損してるよな…
いや、男からしたらそういうところが良かったりもするんだけど」
「ありがとう…性格に関しては自覚してる」
図星すぎて苦笑した。
「というか昨日の別れ際にも青木から同じようなこと言われたんだ。
あと…久々に会ったらまだ吹っ切れられてないって気づいたから、より戻すことも視野に入れてくれると嬉しいって」
「うわー…青木かっこいいな」
「ね、僕よりたくましいと思った。
それでどうしようって思ったんだけど…実は最近気になる子がいてさ」
それを聞いて永井が目を丸くした。
「どうしたんだよ。
凪からそんな話するなんて。
明日雪振らせないで欲しいんだけど…」
あー、幼馴染の中で自分はそんなイメージだったのかと気づかされる。
「まあ聞いてよ。
会社の同期の子と、いわゆるセフレみたいな関係になっちゃったんだけど、何度も会ってるうちに割り切らなくなってさ。
昨日青木からアプローチを受けた上で、やっぱり彼女がいいなって気付いちゃったんだよね。
その勢いで、告白したら付き合えることになった」
三文で済ませたら随分あっけない話だなと思った。
まあ、その間にあった喜怒哀楽は2人だけわかっていればいいと思うけど。

