「あら、優華ちゃんおはよ」

「あ、おはよーございます!」

挨拶してきたのは真愛のお母さん。
清楚って感じで優しいし美人

「今日もあついでしょー…30°ですって、
もう仕事行くの嫌になっちゃう」

「そりゃあ仕事行くのも嫌になりますよね…」

今、季節は夏真っ盛り。
木々に止まった蝉がうるさいと言わんばかりに
鳴き喚いている

「さて…!優ちゃん!そろそろ行こっ」

「あ、おっけい」


「じゃ、お母さん行ってきマース!」

学校の最終登校時間は8時30分。
過ぎると遅刻…

真愛のお母さんは「いってらっしゃい」
とニコニコしながら
手をひらひら振ってた