恋をしよう!

僕の心を曇らせているこの原因に、気づいたんだよ。

その原因は荻原美咲、君だよ。

君が好きなんだと、僕は気づいてしまったよ。

生徒の中の1人としてではなく、ただ1人の女の子として、僕は荻原のことを好きになってしまったよ。

だから君が数学準備室にきてくれなくて、寂しかった。

いつもきていた君がこなくなって、寂しかった。

100点を取ったら荻原のことを好きになるって言う賭けは、まだ有効か?

もし有効なようだったら、僕は素直に負けを認めるよ。

荻原のことを好きになったって、素直に自分の気持ちを認めるよ。

キーンコーンカーンコーン

授業の終わりのチャイムが鳴った。

教師としての権限を使うのは、今しかないな。