恋をしよう!

「どう言うことですか?」

そう聞き返したら、
「その先生も美咲ちゃんの実力で勝つことを望んでいるかも知れないよって言うことだよ」

山吹さんが言った。

「ホントですか!?」

「まあ、本当じゃない?

俺がその先生の立場だったらそう思うよ。

美咲ちゃんの実力で勝利して欲しいってそう思ってるよ」

「じゃあ、1人で頑張ります!

1人で100点取って、先生を好きになってみせます!」

そう宣言したわたしに、
「うん、その調子だよ」

山吹さんが言った。

「何がその調子よ…」

電話越しから呆れたと言うように、梨代ちゃんがツッコミを入れた。

 * * *